野球といえば意外に知られていないのがそのルーツ。多くの日本人にとっては「アメリカから伝えられた」という認識だけで、野球というスポーツがどのように誕生したのか、把握している人は少ないのではないでしょうか。
じつは野球というスポーツ、ルーツがよくわかっていません。そのルーツは12世紀のフランスで生まれた「ラ・シュール」にあるという説もあり、またそれがイギリスに伝わって変化した「ストリート・フットボール」にあるとも言われています。「ベースボール」という言葉が使われるようになったのは1800年代初頭のアメリカだとされています。なお、世界屈指の野球強豪国キューバでは、大航海時代にヨーロッパ人がやってきたときにはすでに棒で玉を打つ競技が行なわれていたとされ、自分たちこそが野球の祖国、と捉えているようです。
わが国と野球といえば忘れてはいけないのが正岡子規。俳人・歌人などで著名なこの人物、無類の野球好きとして知られ日本の野球文化普及に大きな役割を果たしたとされています。四球や打者といった現在でも使用されている言葉を訳したのも彼です。2002年には野球の殿堂入りも果たしています。
第二次大戦中には敵国であるアメリカの言葉は使えない、ということで野球用語を無理やり日本語にしたという記録も残っています。ストライクを「正球」、ボールを「悪球」などと訳し、ストライクの際には審判は「よし!」と言った、という今から考えるとちょっと笑ってしまうようなエピソードもあります。
こういった野球雑学に親しめばより野球を楽しめるのではないでしょうか。